健康な髪と頭皮のために

おとなのヘアケア読本
以前ご紹介させて頂いた「おとなのヘアケア読本」などを参考に、あらためてヘアケア、頭皮ケアに大切なことをご紹介させて頂きます。

「ヘアケアは頭皮ケアから」

髪の毛を花に例えるなら、頭皮はそれを育てる土壌です。
花にいくら水や肥料を与えても、それを育てる土壌が荒れていれば美しい花は咲いてくれません。
それと同じように、頭皮が荒れていたり、ヘアサイクルが乱れていると
傷んだ髪の毛しか生えてこなくなるのです。

そこで正しいシャンプーの仕方を紹介したいと思います。

1 シャンプー前にブラッシングをする
シャンプーの泡立ちを良くし髪の毛の汚れを落としやすくする効果があります。
 
2 ぬるま湯でしっかり素洗いを行う

熱すぎるお湯は頭皮の乾燥を招いたり、逆に皮脂の過剰分泌につながるので注意が必要です。髪の毛についた汚れやほこりの8割を取り除くことができます。

3 シャンプー剤は適量を手のひらで泡立ててから使う

シャンプー剤を泡立てずに直接地肌につけると、刺激が強すぎてかぶれの原因になったり、 すすぎで十分に落とせず洗い残しになってしまうことがあります。

適量とは、ショートヘアで100円玉程度。
ロングヘアーの場合はその3倍程度のシャンプー剤を使用します。シャンプー剤が多すぎると洗い残しの原因になるので 、常に適量を意識してください。

一度目のシャンプーで泡立ちが悪いときは、二度洗いを行いましょう。

4 マッサージしながら頭皮のよごれを落とす

シャンプーのときにできる有効な頭皮ケアとして指の腹で揉み込むマッサージがとても効果があります。
毎回のシャンプー時に、マッサージを取り入れることで血行が活性化し抜け毛予防にも効果的。また、毛穴の汚れもマッサージによってしっかり取り除くことができます。

5 洗い残しがないようにしっかりすすぐ

頭皮トラブルの原因として多いのが「シャンプーのすすぎ不足」です。
シャンプーの成分が地肌に残るとかぶれや毛穴つまりを招き、トラブルを引き起こしてしまいます。 せっかくマッサージなどで丁寧に洗髪しても、ここですすぎをおろそかにしてしまうと意味がありません。シャンプーのぬるつきがとれても成分はまだ頭皮に残ってます。
思った以上にすすぎは念入りに行いましょう。
目安は3分~5分程度。
ここまで丁寧に行うことで頭皮を清潔な状態に保つことができます。

 

*次に正しいリンス、コンディショナー、トリートメントの使用について紹介します。

シャンプーをしっかり洗い流し終えたあとは、髪の毛を軽くタオルドライしてから、リンスやコンディショナー、トリートメントをつけていきます。

シャンプーの特徴は、髪の毛ではなく頭皮をマッサージすることでしたが、これらはその逆で、髪の毛そのものに対して、練りこむようにつけていきます。

頭皮にリンスがついてしまうと、せっかくシャンプーで綺麗になった頭皮が汚れやすくなるだけでなく、リンスに含まれる油分で毛穴がふさがれてしまい、頭皮ニキビなどのトラブルになりますので、リンスは必ず髪の毛だけにつけるようにしましょう。

それぞれの効果について

{リンスの効果}
シャンプーの後の髪のきしみを防いで髪の表面を油分でカバーし、手ざわりをよくします。
ただ、毛髪の内部には作用しません。

{コンディショナーの効果}
毛髪に汚れがつかないようにしたりサラサラ、しっとりさせたりします。
毛髪内部には少しだけ浸透します。

{トリートメントの効果}
毛髪内部に栄養成分を浸透させ、ダメージヘアを修復させます。
リンスやコンディショナー、トリートメントは十分ににすすいでも、髪に必要な油分までは落ちないように作られていますのでしっかりすすいでください。
オーガニックものなどの中には地肌についても問題のないものありますので使用上の注意書きにそってお使いください。

以上のことをもとにこれからのご自身の髪と頭皮のために見直してみてはいかがでしょうか。
わからない事がありましたら、お気軽に林田までお問い合わせください。

 

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