ただしい暮らし、なんてなかった

atelierに本が届きました。

ただしい暮らし、
なんてなかった。

大平一枝 著
平凡社

本の中では、著者である大平さん( @oodaira1027 )のさまざまなエッセイが綴られています。そのなかのひとつ、初めてatelierに訪れたときに前髪を二センチ切ったことで、生活そのものが生き生きと変化してきたことや、ファッションに対して前向きになったことなどのエピソードがご紹介されています。

かつて、といま。

同じルーティンの毎日。
小さな変化は日々の暮らしの中では気付きにくいですが、たとえば1ヶ月、1年などで振り返ってみると、もう以前とは違っている、ということは往々にしてあることだと思います。

同じルーティンであることの安心。
そのことに心地よさを感じる一方で、環境やライフステージの変化に合わせてときどき自分を少し遠くから見直す時間も大切であることを感じます。

髪はエピソードのひとつですが、
ほかにも、着ている服、メイク、食事、体の変化、毎日の暮らし、など、そのままでいいのか、ということについて。
足をとめてみる、うたがってみる、ことを考えたくなりました。

staff 大久浩実

 

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