すてない暮らし

omotesando atelierでは、昼食を自炊しスタッフでシェアしています。
レシピは手早く作れて、栄養も取りやすいパスタなどの麺類が中心。
調理する際に必ず出てしまう生ゴミについて、お客様より
【LFCコンポスト】
を教えていただきました。

LFCとは、ローカルフードサイクリングのこと。

捨てればゴミになる食べものを、コンポストをつかって土の栄養(堆肥)に変え、それで野菜を育てます。都会でも気軽に導入しやすいよう、小さくスタイリッシュでエコにも徹底的にこだわられています。
廃プラスチックからつくられたリサイクル素材を使用されています。
また、虫と水の侵入を防ぐ特注ファスナーを使用しており、虫の苦手な方にもおすすめ。


LFCコンポスト公式WEBより抜粋させて頂きます。
https://lfc-compost.jp

多くの人の課題を解決するためには「都会でもできる簡単、便利でシンプルなコンポスト」の開発が重要でした。この複雑な世の中で、忙しい人が自分事としてものごとに取り組むのは「半径2km」。その小さな単位内にある”小さな循環”の世界観こそが重要だと感じ、気づいてしまったからには、じっとしていられませんでした。

環境問題は多くの人にとってはヒトゴトであり、自然と分断された暮らしでは仕方がないと諦めていましたが、うっすら光が見えてきました。

日々の暮らしと土の改善をつなげること。忙しい人でも参加できること。
小さな単位での食の循環であること。この3つの解決策を導き出し、コンポストに行きついたのです。この20年NPOとして普及研究活動を経て生まれたのがLFCコンポストです。自分で生ごみを処理して、次の資源(堆肥)に変えることができるなんてかっこいい。

台所から持続可能な未来へのお手伝いができるのだから、多くの人に取り組んでほしいと思います。みなさんの実践をお手伝いしていきたいそれが私たちの使命です。

 

また、食器を洗うものとして、手編みのDishクロスをご紹介します。
eleven 2ndさんに麻100%で作って頂きました。

洗剤を使わずに水だけで、または量をグッと減らして洗うことができるところがお勧めです。

繊維に汚れを絡めて落とすので、環境への負荷を軽減できます。
油分が多い場合は、キッチンペーパーなどで余計な油を拭き取ってから使っていましたが、
これからは油分もコンポストに入れることができ、さらにそのおかげで堆肥化が促進されます。dishクロスはお店にて実物を置いていますのでお気軽にスタッフにお声がけください。

今日初めて生ゴミを投入したので、3週間の熟成後が待ち遠しいです。
コンポストアドバイザーをされているお客様がおっしゃっていましたが、
お庭のハーブやグリーンに肥料として使うことで、植物たちもこれまで以上にぐんぐん育ちますよ、とのこと。
収穫できたらそれをまた食事としていただく。
循環が楽しみです。

またその頃にレポートさせていただきます。

staff 大久

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