SEI FREUNDLICH


髪を切るということ 05」にご出演いただいた学生の小林空以さん。

記事のお話の中でも出てくるユーゲントゼミナール。小林さんがドイツに留学される前に、これから学びに行くところはシュタイナー教育を基調としている、ということを教えてくれました。とても関心のある分野だったので、興味深くいろいろお話をさせていただきました。

小林さんが一時帰国した際に、ゼミナールでつくったというZineをプレゼントしてくれ、今でもときどきページを開きます。
”SEI FREUNDLICH”というタイトルの小林さんのエッセイ。
「ユーゲントゼミナールで一番よかったことは、ここにいる人たちみんながフレンドリーだったということ」「辛いとき、何も言わずそっと背中を撫でてくれる人がいる。みんながやさしくしてくれるから今の自分があるということを忘れたくない」という内容がエッセイのなかで書かれています。
とてもシンプルだけど奥深い、その気持ちをとても大切にされていることが伝わってくる文章が、「髪を切るということ 05」の中でも出てくるお友達の髪を切るエピソードからも感じられ、心が温かくなりました。

文:大久浩実(表参道アトリエ)

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