永田秀和 Hidekazu Nagata Exhibition
-Presence-
In quiet , we stay
九段下にある @gotta.web にて開催中の彫刻展に足を運びました。
作家の永田さんは二つの手を持ちます。
美容師としてと、彫刻家として
共通する視点について貴重なお話しをお伺いすることができました。
窓から見える千鳥ヶ淵の新緑
通り抜ける風
彫刻刀の跡 木肌と色の重なり
作品をとおして永田さんのカットする空気までも感じるようでした
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展覧会キャプションより
永田秀和は二つの「手」をもつ人です。
一つは髪を切る手。
もう一つは木を彫る手。
頭の形を確かめ、切りながら立体的にするヘアカットと、彫りながら立体的にする木彫。この二つは似ていたと言い、6年前に木彫に魅せられて以来、彫り続けています。
のべ数万人の頭を触った手が「あの形」と導き、木の塊を前に髪型からかたちづくっていくのです。
「髪型には意思がある、人を語る」と
知っている人が命をふきこむからでしょうか、
その彫像は暮らしに静かに溶け込みながらも、
確かにそこにいるのです。
多くを語らぬ表情は、
見つめるこちらの心を受けとめるかのように、
静けさのなかで共にいてくれるのです。
【展覧会詳細】
2025年4月18日(金)〜29日(火・祝)
GOTTA
東京都九段南2-2-8 九段松岡ビル201
月〜土 13〜19時 日祝〜18時
