ミニマル・コンセプチュアルとソープ

現在 初めてのオリジナルソープをお作りしていただいています。

熟成中の石けんの様子はとても愛おしく、柑橘がブレンドされた精油の瑞々しい香りが、まだ鼻の奥に残っています。

1ロット144個のソープが乾燥と熟成のため並べられた様子。

先日DIC川村記念美術館で開催された
『ミニマル/コンセプチュアル:
ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960–70年代美術』のCarl Andre(カール・アンドレ)の作品を彷彿とさせます。
https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2021/minimal/

アンドレの作品タイトルには「144」を含むものが数多くあります。
展示で観た「雲と結晶」という作品。
144の鉛の立方体が整列している様子と散りばめられた様子は、それぞれが”雲”と”結晶”のような物理現象を表しているよう。
“144”という数字は、作品を形成する大切な要素。

ソープのロット数と作品のタイトル
偶然の数の出逢いに嬉しくなりました。

パッケージデザイン監修はInformationさん。
http://inform-ation.jp

お取扱はInformationさんとomotesando atelierの2店舗限定で、発売は3〜4月頃の予定です。

オリジナルソープの製品についての詳細はまた改めてご紹介させていただきたいと思います。

staff 大久浩実