その後のコンポスト


先日「すてない暮らし」というタイトルのblogでご紹介したコンポスト。

お店でスタートしてから今日で20日経ちました。
LFCのコンポストキットは、到着したその日にすぐ始められるくらいとても手軽で、しかも都市に暮らす私たちでも気楽に続けられるよう工夫が施されています。
おとといLFCコンポストのエコアンバサダーをされているお客様がご来店し、コンポストのチェックをしてくださいました。

 

なんとなく浅く知っていた自分の思い込みのコンポスト作業と、今回教えてもらった事が少しずれていたので少しご紹介をさせてください。

生ゴミは食材によっては分解に時間がかかるものもあるそうです。
なるべくはやく分解するためのポイントは、生ゴミの大きさを揃えてあげること。
指でOKマークを作ってできた丸の大きさくらいに切ってあげるといいそうです。
お店では毎日お昼の食事を自炊しているので生ゴミが出ますが、このコンポストで1〜2ヶ月毎日投入できるそうです。

 

以下がお店のコンポスト作業の流れです。

①朝、出勤してきたらまずコンポストの中身をかき混ぜておく。

②屋外の風通しのいいところにまた置いておく。

③食事後、生ゴミが出たらコンポストに入れる。
このときのポイント:1日の生ゴミ量はだいたい300グラムを目安に。
スケールで計ると感覚が掴みやすいとのことでした。

④基材の状態を見て水分量が足りないようだったらお湯を入れる。
基材を握って少しカタチになるくらいが目安。

⑤中の基材の中央部分をくぼませ、そこに生ゴミを投入し、ふんわりと基材を被せる。
入れてすぐに撹拌させない理由は虫が寄ってこないようにするためだそうです。

⑥内袋を折る。

⑦かき混ぜる際に使ったスコップやグローブは、虫寄せ付け防止のため、内袋と外袋の間に入れる。

⑧ファスナーは必ず端まで隙間なく閉める。
(ファスナーは虫と水の侵入を防ぐための特注仕様だそうです。)

⑨屋外の風通しのいいところに置く。

次の日また①から繰返し

あと2〜3週間経ったら、その後3週間熟成させます。
堆肥となったら、今育てているハーブや植物たちに使うのが楽しみです。

エコアドバイザーのお客様がおっしゃっていましたが、コンポストのいいところは
【コミュニケーションをはかるツール】となることだそうです。

コンポストを通して堆肥を作り、野菜を育てること。
そして育った野菜をお友達やご近所さんに配ることで、健康的なコミュニティが生まれるきっかけとなります。
そのような自然でゆるやかな心の通い合いは、豊かな暮らしにつながるのではないかと思います。

先月omotesando atelierの奥の部屋で開催したgreenpointの
古書販売イベントの赤木さんがクウネル・サロンでLFCコンポストについての
記事を書かれていました。
とても分かりやすい内容だったのでぜひ読んでいただきたいです。

https://kunel-salon.com/post-34966#gallery=2

また、近い将来コンポストのイベントをお店で企画できたらと考えています。
詳細が決まったらお知らせいたします。

staff 大久

 

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